優秀ではない人材を育てるべき3つの目的とは?(人材育成)

優秀ではない人材を育てるべき3つの目的とは?

優秀ではない人材をあなたはどうしていますか。

・放置

・きつい指導をする

・辞めさせる
 
このような対応はしていませんでしょうか。
これはよくありがちな、対応方法です。
現在、日本でよく騒がれている人手不足問題がある事は、皆様もご存知の方が多いのではないでしょうか。
そんな大きな問題を解決する為にも重要な事柄ですのでしっかりと学んでいきましょう。

 

得られるスキル

 

まず初めに本日の内容から得られるスキルをご紹介させて頂きます。

 

・優秀な人材を育成する時のデメリット

・優秀な人材を育てるべき理由

 

このような内容について説明をさせて頂きます。

 

優秀ではない人材を育てる時に発生する3つのデメリット

 

 

 

優秀ではない人材を育てる時にはデメリットも現実あります。

あなたにとって、大きなデメリットになり非常に苦労する場面も多く出てきます。

しかし育てきった時にはデメリット以上に大きな効果とリターンが発生するので是非ともチャレンジして頂くことをオススメします。

それではデメリットに関して解説をさせて頂きます。

 

手が多くかかる

 

敢えて優秀な人材ではなく、優秀ではない人材を育てる訳ですから、あなたの手は多くかかる事になるでしょう。

優秀な人材と比べ、あなたの関与の回数が多くなりますし、あなたの部下に任せて育てられない事が多く発生する事も多くなると思います。

更に失敗を繰り返し行う事もあり、後始末などの対応が多くなる可能性があります。

その他にも、他のメンバーに迷惑を掛けたりして嫌気がさしてしまう事もあるでしょう。

そのような事が多く起きてしまう可能性があるので、手が掛かるという、ひとつのデメリットになると私は考えております。

 

ストレスが溜まる

 

手が掛かる事が多くあるのであなた自身のストレスが溜まる事も懸念されます。

また中々、結果に結びついてこない為、あなた自身が本当にこのような優秀ではない部下を育てる事に対して意味があるのかと感じてしまう場面もあるでしょう。

そのような感じを持つ事により、スタートから思いを持つまでの時間の経過に対して無駄という感情を抱き始め「やってきたことに意味がなかった。」と感じてしまえばあなたはストレスを感じてしまう事になると思います。

その他にも、あなたの立場によってはその部下が失敗を起こすことによって、責任を問われ責任を果たしていかなければ、いけない事もあるでしょう。

またどうして不優秀な部下を育てるべきなのか理解をしてもらえない事もあり、メリットや効果をあなた自身の言葉で説明をして納得をさせなければいけない事もあると思います。

もしそうなるとあなたが説明を出来ない場合あなた自身が責められることもあり、多大のストレスを抱える事にもなる可能性も含んでいるのです。

しかし最後までやりきった先にはこのようなデメリットを踏まえて実践して良かったとあなた自身が感じて頂けることになりますので、メリットに関してはご安心をして頂ければと思います。

 

短い期間での結果が生まれにくい

 

最後のメリットとして、短い期間での結果は生まれにくいと私は考えております。

ではどうして短い期間での結果が生まれにくいのでしょう。

 

・覚える力が弱いから

・自信を付けさせにくいから

・周りに認めさせなければならないから
 
 
このような事がある為、結果を出すまでに時間が掛かる可能性があります。
 
覚える力が弱いという事は同じことを何度も説明したり、一緒に実践をしていかなければなりません。
それに加えあなた自身の人材育成スキルを向上して部下を教えていく為に学ぶ時間も必要となってきます。
 
その不優秀な部下は何度も教えて貰ったり、失敗を経験する事になる為、自分はなんてダメな人材なんだと自信をなくしていくかもしれません。
周りからもダメな人材だと評価をされ、罵倒されたり、文句を言われたりする事により自身をなくしていく事も考えられるのではないでしょうか。
また成功体験が少ない事を自覚していたり、周りに比べられたり、周りと自分自身で比べてしまい、どんどん自信をなくしてしまう可能性まであります。
そうなってくるとあなた自身もその部下の自信を付けさせられる結果を出させてあげなければいけません。
更には自身を無くして退職してしまわないようにあなたや、あなたの味方である部下から心のケアまでもしていかなければなりません。
 
そんな回り道をするような部下ですし、結果もついてこないなかでいつまでも育てる訳ですから組織の人材から仕事が出来ると認めさせるような行動をしなければいけなくなるのです。
その認めるという評価を認めていない人材に対して認めさせるというのは、またまた難題な行動と言えるでしょう。
結果その部下はそのような人材の上司としていくわけですから、認めさせなければ役職が上がったところで本人が苦労し、課題をクリアできずに育成してきたこと自体、徒労になってしまう可能性があります。
だからこそあなたは認めさせるための見せ方をさせていかなければなりませんし、結果を出させるサポートまでしていかなければなりません。
 
そのような長い道のりの行動をしてきた末に成果が出る事になりますので、結果が出るまでの期間が長くなってしまう事があるというデメリットがあります。

 

優秀ではない人材を育てるべき目的

ここまで私はデメリットを一生懸命、説明させて頂きました。

あなたはもうこの時点でやはりそのような人材を育てるべきではないと感じていませんでしょうか。

そこに関してはご安心ください。

先程、解説をさせて頂いた内容は私自身の実体験であります。

私は元々、優秀な人材ではありませんがプロフィールに書かせて頂いている程度の結果でしたら残してきました。

大した結果ではありませんが少なくても今回説明させて頂いてるデメリットよりも大きな結果になっていますので、是非とも最後までお付き合い下さいませ。

それでは優秀な人材を育てるべき目的に対して解説をさせて頂きます。

 

優秀な人材が少ない

 

そもそも優秀な人材って多くないと思います。

優秀な人材ってどのような方でしょうか。

 

・効率が良い

・覚えが早い

・人を束ねる事が出来る

・プレゼン能力が高い
 
 
このようなスキルを持っている人はあなたの職場にどれだけいるでしょうか。
もしくは優秀ではないと感じる人材と、優秀な人材と感じる人数の比率はどちらの方が高いでしょうか。
私の職場では優秀ではない人材の方が比率的に高いのです。
その割に優秀ではない人通しが競い、その人より優秀だった時に優劣をつけ一喜一憂している事を多く見る事があります。
ハッキリ言ってそのような低いレベルでの争いをしたところで社内の空気が良くなったり、お客様へのサービスレベルが上がる訳がありません。
それだけでは足らず、その優劣で勝ったものは天狗になり能力の向上を図る事もなくそのままゆっくりと能力低下をしていっている傾向を多々、発生しているのです。
それとは反対にその優劣争いで負けた者は自信を無くし、モチベーションも低下してしまい高いパフォーマンスを発揮して仕事が出来る訳がないのです。
それでも仕事だから、お金を貰っているからと責任を感じ責任を全うする物は優秀な人材の枠に入っているのです。
そんな中で優秀な人材だけを選定して採用活動をしていれば人材不足問題に大きく関わってきてしまいます。
自社を守る為にも100点の人材でなくても採用しなければいけない現実があるのです。
しかしだからといって優秀ではない人材だから育成をしない、辞めさせるという行為をしていては何の問題も解決しません。
ただ黙って運に任せてビジネスを行うしかなくなってしまいます。
そのような事を防ぐためにも優秀ではない人材を育てるという目的でもあるのです。
 
 

優秀な人材育成スキルを持つ事が出来る

 
 
このようなボトムレベルの底上げを図る為には適任な人材がいるのです。
そのような適任な人材の特徴を私はこのように考えています。
 
 
・成長する事に苦労した人

・不優秀な人材へのあたりを受けて嫌な気持ちを経験している人
 
私はこのように考えています。
そのような経験を持った人材こそ、その負のサイクルを作ってしまうボトムレベル向上を図る為には絶対的に必要な人材なのです。
 
そのような経験を持っている人材が人材育成担当などになった時のスキルをご紹介させて頂きます。
 

経験を持った担当が人材育成担当に立った時のスキル

 

・相手が理解するまで何度も教える

・相手が嫌がる事を戦略的以外で実施しない

・難しい事を簡単にして伝える

・出来ない人材を批判する事をしない

・優秀な人材育成スキルを持った部下を育成する
 
こんなようなスキルを持てるようになります。
どうしてそのような人材育成担当として素晴らしいスキルを持てるのか。
それはこの人材育成担当自身が・・・
 
何度も教えてもらい
感情などでの嫌な仕打ちを受けてきて
難しい言い回しでは理解できず
出来ない自分に対して多くの批判に合い
優秀な人材育成スキルを持った人間に助けられてきている
 
 
そんなような実体験をしているからこそ、こんなに素晴らしいスキルを持つ事が出来るのです。
そのような人材を確保する為に優秀ではない人材を育てるべき目的なのです。

 

長期的に大きな結果が出る

 

あなたは優秀ではない人材を育てきった訳ですからあなた自身の育成スキルが向上しています。

また育てきったことにより優秀な人材育成スキルを持った部下が出来ました。

組織という場ではいかに人材を成長させ高いパフォーマンスをさせる事によって売り上げと利益が出てくることになります。

成長と高いパフォーマンスをする事により、お客様へのサービスレベルが向上するという仕組みはどのような企業でも変わらない原則原理だと私は考えています。

そのように一人でも多くの高い人材育成スキルを持った人材を確保する事によって、長きに渡って成長を継続させていける事になるのです。

 

人材育成→成長=サービス
 
 
このような公式となるのではないでしょうか。
 
 
サービス=売り上げ
 
 
またビジネスの目的である売り上げとはこのような公式で成り立っているのではないでしょうか。
企業本来の目的を長きに渡って達成させ続ける為には優秀ではない人材と向き合って育てていくという行為が非常に重要となってくるのです。
 
 
そして最後に私が伝えたい優秀な人材を育てるべき目的はこちらです。
 
企業の売り上げと利益を獲得する為
 
 
これこそが本来である正しい目的なのです。
 
あなたも是非とも優秀ではない人材を育ててみてはいかがでしょうか

 

 

 

 

 

最新情報をチェックしよう!