リーダーが1番仕事するな!部下の能力を向上させる人材育成方法

リーダーが1番仕事するな!部下の能力を向上させる人材育成方法

リーダーであれば最前線でチームを引っ張りつつ仕事をするべきではありません。

あなたが頑張る事で部下の可能性を潰してしまっているのです。

結論からお伝えするとリーダーは後ろからサポートに回り部下をサポートする事こそが部下を成長させる事が出来るのです。

部下が育たない場合、あなたが最前線に立ちスーパーエースになる事によって可能性を潰しているかもしれませんよ。

本日のテーマ

部下の能力を向上させる人材育成

本日のテーマは部下の能力を向上させる人材育成について解説をさせて頂きます。

あなたは誰よりも仕事が出来、スーパーエースになっていませんか?
もしそのようにスーパーエースになり最前線で仕事をこなしているのであればそれは今すぐにでも辞めるべきです。
あなたは部下のサポートをするべきなのです。
私は現在もマクドナルドで勤務していますが過去、最前線に立ちエースとして店舗を引っ張っていた経験があります。
そのような行動をとった為に大きな失敗を犯したことがあるのです。
どのような失敗を経験したか紹介させて頂きます。
・自分がいない時間帯の業績が悪い

・何か起こった時は必ず私に対処依頼が来る

・時間を投資せざる負えない状況になる

・部下が育たない

・異動後、店舗が崩壊する

・元部下が組織の足を引っ張る

こういったような失敗を起こしてしまいました。
実際、私はその時の店舗で評価を獲得する事が出来たので、次の店舗へ店長として異動する事が出来たのです。
しかしその時に特をしたのは私だけ。
見方を変えれば自分が得したからいいではないかという見方も出来ますが実際そうではありません。
短期的に見たら当時、私は店長に昇進する事が出来良かった結果になったのかもしれません。
しかし長期的に見た場合、むしろ本当に見る力がある人には本来見抜けれるはずなのです。
見抜かれる内容としてはこちらです。
・人材育成能力がない事

・権限移譲が出来ない事

・経営能力がない事

・組織を効果的に動かす事が出来ない事

人によっては自分がいなくなり組織が壊れたのであれば私を評価するかもしれません。

しかし本来しっかりとした評価は長期的に売り上げと利益を獲得出来る仕組みを作った事に対し評価を企業をするべきなのです。
あくまでもエースはリーダーではなくただのエースにしか過ぎないのです。
本来リーダーは長期的に成果を出す仕組みを作り会社、自分、部下に損害が出ないような経営をするべきなのです。
当時の私はエースとして仕事をしてしまった為に、私以外に利益のない仕事をしてしまう最低な行動を行ってしまったのです。

リーダーが仕事をしてはいけない3つの理由

リーダーは仕事をしてはいけないのです。

出来る限りリーダーが仕事をせず、組織の人材に仕事をさせ成果を出す事が重要なのです。

それでは一体、何故リーダーが仕事をしてはいけないのかについて解説をしていきたいと思います。

マネジメントが縮小する

リーダーが仕事をする事によってマネジメントが縮小します。

最前線に立って仕事をする事というのはそれ相応の仕事量をこなす事になります。

という事は仕事量に比例をして多くの時間を失う事になるのです。

その失っている時間によってマネジメントに掛ける時間が必然的に少なくなる訳です。

時間をかければ良いという物ではもちろんありませんがリーダーの仕事は3つ。

・方向性を示す

・組織のメンバーの力を最大化させる

・責任を取る

この3つこそリーダーが行わなければならない仕事なのです。

この3つをやる為にはリーダーが最前線に立ちスーパーエースをやる事をしてはいけないのです。
あなたはあくまでも主役ではなくリーダーなのです。
リーダーは脇役に徹し、マネジメントをしていかなければなりません。

部下の主体性を失わせる

リーダーが仕事をしてしまっては部下の主体性を失わせる事になります。
一体何故、部下の主体性が失ってしまう事になるのでしょうか。

・リーダーが解決してくれるから

・部下の経験を奪ってしまっているから

・部下が動かなくても問題が発生しないから

このようにリーダーが仕事をしてしまう事によって部下が何も行動しなくても問題が起きないのです。

問題が起きないのであれば行動しようという思考になりにくいのは当然の事と言えるでしょう。
また成功体験、失敗体験をしないので何をしたらいいかもわからない状態になります。
更に優秀ではない部下な訳ですから、何か起きたらリーダーがやってくれると甘えた行動までとってしまうのです。
その原因はリーダーが仕事をしてしまっているからです。
こういったような状況に陥った場合、部下の主体性は失っていくばかりなのです。

リーダーの能力が向上しない

リーダーが最前線で仕事をする事によりリーダーの能力が向上しません。

リーダーとしてやるべき事は先程、解説させて頂いた内容です。

・方向性を示す

・組織のメンバーの力を最大化させる

・責任を取る

こちらがリーダーとしての仕事です。
人の能力は実践と知識、上司などの関与から向上していくと言われています。
しかも実践から得られる効果は約7割を占めているとも言われています。
その効果を最前線でエースとしての仕事をしてしまっていてはリーダーとして実践をする機会が損失してしまう訳です。
こういったような理由からリーダーとしての能力が向上しにくくなるのです。

リーダーがやるべき人材育成方法

リーダーは最前線に立って仕事をしてしまってはいけないのです。

ではリーダーが仕事をしなくていいような環境を作らなければならないという事です。

それを達成する為には人材育成をしなければそういった環境を作る事は出来ません。

それではリーダーが行うべき人材育成に関して解説をさせて頂きます。

目標を設定する

リーダーが人材育成を行う時は目標を設定しましょう。

目標を設定する事でリーダーもどういった方向性にしていかなければ迷う事はなくなりますし進捗も確認しやすくなります。

また部下も目標が明確になる事で方向性への迷いはなくなる事は勿論どのような行動をすればいいのかのヒントにする事も出来るのです。

ですから目標は勿論設定すべきなのですがリーダー自身が決定してしまうのは最終手段としていく事を理解して下さい。

目標をある程度決めておき最終的には部下と合意、もしくは提案をさせる事で主体性を発揮させる事にもなるのです。

必ず目標を設定する事を忘れずに行い人材育成をしていきましょう。

進捗を確認する

リーダーは目標に対しての進捗を確認していきましょう。

もちろん部下が、その目標に対しての進捗を自身で進めていければ何もいう事はないのですが進まない事などざらにあります。

目標に対しての進捗がなければもちろん能力の向上はありえません。

あなたはリーダーとして部下を育成する責任があるのです。

その責任を全うする為には確実に進捗をさせて人材育成をしなければならないのです。

その事から確実に進捗を確認し行動が足りないのであればその旨をフィードバックする必要がありますし足りているのであれば順調である事を伝えるのです。

それを継続する事によって必ず人材育成は進捗していくのです。

評価をする

リーダーとして評価を行いましょう。

評価は承認欲求を満たして上げる事が出来ます。

もしくはNGという評価をする事によって目標を達成させる為のブーストアップさせる効果があるのです。

人には見てもらいたいという欲求もあります。

評価を行う事で見てるという事を理解させる事が出来、モチベーションを保たせたり上げていく事が出来るのです。

リーダーは最終的に適切な評価をする事によって部下の育成を達成させる事が出来るのです。

まとめ

リーダーは最前線に立ち仕事をしてはいけません。

リーダーは脇役でサポートする事が本来の仕事なのです。

その仕事を継続して行う事でリーダーとしての能力も向上しつつ、部下も育成し組織の売り上げと利益を獲得する事が出来るのです。

スーパーエースにならずにスーパーサブになる事を意識してリーダー職を全うしましょう。

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