長所と短所を理解し人材育成を行う方法
長所と短所を理解した上で人材育成を行っていますでしょうか？
人材育成を行う上で長所と短所を理解する事は非常に大切なのです。
なぜなら長所は他者に負けない能力を持たせ希少性を持たす事が出来る為。
短所は最低限、身に付けなければいけない能力を成長させる為に必要だと私は考えています。
以上の能力を効率的に育成させる為にも本日の内容を理解し、人材育成にリンクさせて実践していきましょう。
それらを実行する為に本日のブログでは2点の方法を紹介させて頂きます。
身に付けられるスキル
①長所と短所を発見する方法
②長所と短所を理解して人材育成に生かす方法
以上の２点に関してこれより説明させて頂きます。
長所と短所を発見する方法
人の長所と短所を発見する為には様々な材料を集めなければなりません。
その材料という事実に基づいて相手の長所と短所を分析しなければ、言われずとも全く無意味な行動になるでしょう。
そのように無駄な行動をしない為にも相手の行動、言動、他者の評価、あなた自身の相手への評価を理解し是非とも実践をしていくようにしましょう。
それでは具体的に方法を説明します。
１．時間を決定する
まず長所と短所を発見する為に、やる一番最初の決定事項として確認時間を設定しましょう。
わざわざ決定する事が苦手な方や生産性が低く感じてしまう方はルーティン化してしまいましょう。
材料を見つける時のポイントとしてまずとにかく量を確保する事です。
時間設定としておすすめは10分から20分を設定する事です。
時間を短時間に設定する事により集中して作業を行う事が出来ます。
それとは裏腹に時間設定をしない場合具体的な終了時間を曖昧な自身の感覚で持つことになります。
そうなってくると日によって相手の能力を引き出す事の基準が大幅にズレを起こしてしまったり、あなた自身の能力も並行して伸ばす事にはなりません。
最初に20分と設定していれば回数を繰りかえすうちに大量の中身を発見出来るようになりますので更に効率と自身の能力も並行し向上させる事が出来ます。
20分で慣れたら15分、10分と時間を下げて20分の時と同じ量を発見出来るように自身へのハードルを上げていくようにしましょう。
２．観察をする
あなた自身の意見や発見をする為に相手の行動を観察しましょう。
この観察という行為をする事により相手の行動を洗い出すことが出来ます。
相手が普段どのような言動をするのか、行動をするのかを発見し相手を分析します。
この時の注意点として主観をたっぷり入れていきましょう。
そして出来るだけ多くの事実を集めるのです。
例えばその対象相手が「お客様へアンケートとして仕事の意見を聞いて直ぐに部下へ伝えて改善を行う」とします。
その時に出てきた事実という事柄をあなたはどのような発見として捉えたのでしょう。
・お客様視点で仕事を実施しようとしている
他者の視点を取りにいくこと自体が良い行動でありレベルが低くない事を伺える。
・お客様へ意見を貰いにいく
自分からコミュニケーションを発信、貰いにいくスキルをもっている。
・すぐに行動をしている
スピードを持って行動している。
行動をする事がまず結果が出る為に行う一歩の一つ。
・すぐに行動をしているがその内容を分析していない
あくまでもお客様から頂いた意見なので更に自分の分析を入れて意見以上の行動に進化させられる可能性がある。
・他者へ共有する能力がある
コミュニケーション能力の一つで他者へ伝達するという能力を持っている
・お客様への信頼を獲得する事が出来る
お客様から聞いた事を理解し改善する事が出来る為、お客様から信頼を獲得する事が出来ます。
このように 「お客様へアンケートとして仕事の意見を聞いて直ぐに部下へ伝えて改善を行う」 という一つの行動事実を確認出来るだけでこれだけの事実を拾い上げる事が出来るのです。
もちろんその他にもいくつか事実が以下のこと以外にも含まれている可能性があります。
主観として本人がどのような仕事をする事が良いか自己分析を行っていなければ自分で考える能力なしという短所を考えられますし、しかしそこに対し自分で考えてアンケートをとっているのであれば自分で考える力を長所として持っているという事が言えます。
このようにして少しの行動から大量の情報を得る事が出来ますので相手の行動観察をよく見て事実を集めていきましょう。
３．本人確認をする
主観的意見以外にも情報を獲得する事が出来ます。
あなた自身で確認した後は本人にも長所と短所を確認していくと更に情報を多く集める事が出来ます。
また本人が思っている長所と短所を確認する事が出来もし相手が間違っている理解をしていればその問題にいち早く理解をし、指導に取り組み本当の事実を洗い出し相手の能力自体をさらに伸ばしていけるチャンスがある事はもう言うまでもない事ではないと思います。
４．友人や職場仲間に確認をする
相手の友人や職場仲間に確認を行う事により客観的にあなた以外の見え方を捉える事が出来ます。
ここで一つ注意ですが中には推測でこうだった気がする的な表現で教えてくれる人もいるでしょう。
推測は決して事実ではなく事実を獲得する為の材料にしか過ぎませんので推測は取り除いてしまうか推測に対しての事実を自身で確認をし、事実なのか推測なのかをしっかりと選別しましょう。
脱線しましたので本題に戻しますが、あなた自身の脳は目は一つしかありません。
あなたはスーパーマンではなくただ一人の人間なのです。
所詮ただの人ですので他者の脳や目までも使う事が具体的に結果を大きくする事が出来るのです。
その為、他者へ確認を行うという事は非常に重要な事なのです。
５．箇条書き形式で記録する
観察や他者への確認をする時は箇条書きにしておきましょう。
どうしても文章にしてしまう事は生産性を下げてしまう事になります。
文章にしてしまうと複数の長所や短所を取り組んでしまう事がありますので私はおすすめしません。
更にいうと記録を文章スタイルにする事でさらにもう一度分解作業をしてしまう事になりますので箇条書き形式で記録するようにしていきましょう
例として・お客様視点で仕事を実施しようとしている→１．お客様視点、２．仕事を実施意欲
このような事が起きてしまいます。
。
６．長所と短所に分けていく
箇条書きにしたすべての箇所に長所と短所の記入やしるしをつけていきましょう。
どういうことか分かりやすくする為に箇条書きにした例で紹介させて頂きます。
部下へ共有している 強み
怒っている 弱み
お客様へ意見を求めている 強み
責任感が強い 強み
部下からの話を聞いていない 弱み
このように分けたり更に簡単に生産性を上げる事を考えるのであればこちらもおすすめです。
部下へ共有している 〇
怒っている ×
お客様へ意見を求めている 〇
責任感が強い 〇
部下からの話を聞いていない ×
このように実施していく事を私はおすすめしていきます。
長所と短所を発見していく事のまとめ
以上の事から長所を発見していく為には以上の行動を実施していきましょう。
①時間を決定する
②行動を観察する
③本人確認をする
④友人や職場仲間に確認をする
⑤箇条書き形式で記録をする
⑥長所と短所に分けていく
この6点を行動ルーティンとして取り組み長所と短所を取り組むようにしていきましょう。
長所と短所を探して人材育成に生かしてみよう
ここまでで発見の部分を行えたと思います。
現在の状態としては分析を行った状態です。
それではこれらを発見したら実際に人材育成に生かしてみましょう。
長所を伸ばす重要性
長所を伸ばす事は他人の持てない希少性としての武器に変換する事が出来ます。
その武器を成長させる事が出来るようになり相手の価値を大きく上げてあげる事が出来ます。
またあなた自身の育成能力向上にもリンクしていきます。
希少性の武器は弱みまでも見えなくする可能性を秘めていたり、他者から求められる可能性が高いという可能性まで秘めています。
他者から求められるという事は仲間だけではなくお客様から求められている物でもあるという可能性まで秘めています。
そのような他が習得出来にくい武器によってそのような武器を持っている相手の価値、そのような武器を習得させる人材育成スキルをもったあなたの価値というのが上がっていくのではないでしょうか。
短所を改善する重要性
人には長所があれば短所も存在します。
よく長所をとにかく伸ばす事が重要と言われることが多いですがそれだけではいけないと私は思います。
もちろん先程説明させて頂いた通り長所を伸ばす事は私自身も大きく同意見です。
武器を持つことの重要性が非常に高いからです。
しかしもちろん最低限改善をしていかなければならないと思います。
例えば会社を立てないサラリーマンがコンサルタントでない場合会社を設立する為の法律を持っていなくても良いとは思います。
しかし部下の扱いを実践する立場であるのであれば、労働基準法を理解していなければ、知識がない事により法律違反を犯してしまうリスクもあります。
また極端な事を言いますが殺人、傷害を犯罪だと認識がなければ実際にやってしまった場合重大な過失になるわけであり、落ちている他人の物をネコババする事や、人の物を盗むという事も過失になります。
どのようなビジネスを行うかによって弱みを改善しなければいけない事柄は違っていきますが物には最低限のレベルにしていかなければ、大きな武器を台無しにしてしまうリスクもありますので短所を改善する事も非常に重要なのです。
さらにお得な事に短所を改善する事により自分の今持っている長所を超える武器にする事もある可能性も秘めている事柄ですので是非短所の改善も図っていきましょう。
長所と短所を理解したほうが明確に育てられる
ここまでで長所と短所の重要性を理解して頂けたのではないでしょうか。
どのような事柄でもそうですが物事を具体的にする事は非常にわかりやすく重要で、生産性を高める事が出来るのです。
他者の長所と短所を理解する事により、ある程度の箇条書きな記録、
長所、短所の振り分けが出来ているはずですから、あとはその項目に対して優先順位をつけて強化、改善を実施していくだけなので理解する事により明確な人材育成をする事が出来るようになるのではないかと考えられます。
このように非常に人材育成に生かしていく事が出来ますのであなたもこの長所と短所を理解し人材育成に取り組んでみてはいかがでしょうか。
