人材育成スキルを使って失敗した部下を育てる方法
何度も失敗をする人ってよくいますよね。
知ってましたか?
わざと失敗をしたり同じ失敗をし続けていない限り失敗ってすごく良い事なんですよ。
失敗する人、程大きな結果がでますから。
本日、学習して頂くと以下のような事が出来るようになります。
成果の出せる人材を育成する事が出来る
失敗した部下を大きく成長させられるスキルを持たせる事が出来る
以上の2点を達成させられる方法をご紹介させて頂きますので最後までお付き合い下さい。
どうして失敗した部下なのか
皆様は失敗をしている部下より失敗をしない部下を育てるべきだと感じませんか?
私はそう感じません。
何故なら多く失敗している部下というのは、ある行動をしているからです。
それとは反対に失敗をしていない部下というのはある行動をしていません。
そのある行動というのは一体、何なのでしょう。
そのある行動とは2点あります。
①挑戦をしている
②自分の能力以上の行動を行おうとしている
このような事を多く行っている可能性が非常に高いのです。
これってすごい事じゃありませんか?
だって成長は挑戦と自分の能力以上の負荷をかけて成長をしていくものですから。
ただし同じ失敗をしている事に関しては別の話です。
同じ失敗をしているという事はあなたが上司としてその人にあった、改善策まで導き改善をするサポートをしきれていないという事が問題です。
もしくは回数をこなして出来るようになる人材もいますので極端な事をいってしまうと、10回ミスする人材には11回改善を行いましょう。
100かいミスする人材に対しては101回、改善を行いましょう。
ただあまりに回数が多い場合は繰り返しになりますが、あなたが上司として具体的な改善策まで導き出せていない事が問題です。
間違っても負の感情を部下へ対して提供しないよう注意していきましょう。
失敗していないという事は新しいチャレンジしていない
失敗していないという事は新しいチャレンジをしていないという事です。
今まで培ってきたスキルを使って失敗をせずに行うという行動は比較的簡単にできてしまう事でしょう。
しかし新しいチャレンジというのは中々失敗せずに行う事は難しいのです。
例えばやったことのない、経理を行うとしましょう。
経理を行う際には勘定科目というこの資金はどんな事に使ったかという項目があるのです。
その勘定科目に合わせて使用金額を経費に充てていかなければけません。
その勘定科目を正確に把握し的確に当てはめていく作業を始めから失敗しないで出来るでしょうか。
私は何度か失敗する事になると思います。
というよりも何度も始めたての頃は失敗し修正を繰り返していきました。
それを繰り返すことにより、失敗が少なくなり始めて行った業務のスキルを身に付ける事が出来ました。
このように新しい事をやる時に失敗は付き物です。
この失敗をするという行為は、新しいチャレンジをしていくという行動をしている可能性が高いのです。
このようなチャレンジを行っている人材を潰してしまわないように注意しましょう。
失敗は成長の大チャンス
失敗をするという事は非常にチャンスだと考えましょう。
その失敗という行為があるからこそ、チャレンジをしている何よりもの証拠であり改善策を考えられる大チャンスなのです。
ポイントなので簡単にもう一度言います。
・チャレンジをしている証拠
・精度を上げる為の改善策を考えられる
この2点を理解する事によって失敗をネガティブに考えがちな部下も当事者もポジティブに方向転換をする事が出来るのではないでしょうか。
失敗は成長の大チャンスという事をしっかりとご理解下さい。
失敗したことによりチャレンジにフィルターが掛かる
多くの人は失敗を悪い事だと考えがちです。
それは非常に危険な思考だと思います。
先程も説明した通り失敗は悪い事ではないという事はもう既にご理解されたかと思います。
しかし失敗をする事により、もう失敗出来ないという思考から、新しい事へのチャレンジを行わなくなる事まであります。
むしろそれが悪い事ですから。
ここでいう悪い事とは2点を指します。
①チャレンジをしない事
②失敗をした時に改善策を考え行動に移さない事
失敗が悪い事ではなく、むしろこの2点が悪い事と自覚し行動をしていきましょう。
とは言ってもそんな失敗をしていたり行動が結果に結びつかなくてモチベーションが上がらないという方にはこちらをご覧ください。
適正な行動をしている場合、結果はこのように出てくる事が多いのでこちらのグラフを参考にして、信じて行動と分析、改善アクションをしていきましょう。
失敗した時こそ育成に繋げると結果に結びつく
組織でいう上司と言われる皆様はこんな時こそ、人材育成に結び付けていきましょう。
決して怒ったりしてはいけませんよ?
状況によっては叱らなければいけない時があるかもしれませんがポイントは叱る事です。
↓叱り方を学びたい方はこちら
失敗をしている事に関して怒っていては人材育成も何もへったくれもありません。
失敗した時はしっかりと改善策が出てくるようにサポートをしていきましょう。
そのサポートを行う事こそがあなたの責任であり、人材育成のチャンスなのです。
この失敗をしている事により失敗をしている当事者はチャレンジをしているので必ず大きな結果に結びつくことが出来ます。
必ず上司はサポートをして自身の結果、部下の結果に関連性を持たせてサポートをしていきましょう。
失敗をした人材に育成を継続するとどのような結果になるのか
ここからは失敗をした人材に育成を継続した場合どのようなメリットがあるか考えていきましょう。
もちろん失敗にはデメリットもあります。
その失敗した事により多少の損失も出るかもしれません。
しかし改善行動を妥協なく行う事により必ずその損失を回収する事が出来ます。
職位が低い失敗であるならば尚更です。
おそらく職位が低ければ低い程、組織の決済金額が低いはずです。
という事は損失も十分少ない事が予測されますので職位が低い時にいろいろ体験をさせる事が重要であり、お得感もあります。
それでは具体的に結果に関して触れていきたいと思います。
チャレンジを多く続けさせられる
失敗をポジティブに捉える事によりチャレンジを多く続けさせる事が出来る。
まずこれが一つ目の結果です。
先程よりチャレンジをするという事は成長出来る行動というのは説明させて頂いてきました。
チャレンジはとにかく多く実践していきましょう。
このチャレンジこそあなたを成長させる事であり、組織の求めている事でもあります。
少し遠回しに言いましたが組織の求めている事は、売り上げと、利益です。
この2点を獲得する為に一人でも多くのレベルの高い能力を持った人材が必要なのです。
よってあなた自身の成長は会社にとって売り上げと利益に結果として繋がってくるのです。
こんな組織もあなたもWIN-WINな関係を保つ事にどんなデメリットがあるのでしょう。
特にないと思います。
強いて言うのであれば関係が良好で退職したい時に退職を言いにくいぐらいではないでしょうか。
このようにあなたの成長はデメリットの少ない行動ですので積極的にチャレンジをしていきましょう。
大きな成果が出るようになる
継続的にチャレンジをする事で、チャレンジする課題の難易度は徐々に上がっていくのではないでしょうか。
更に達成すると効果の高いチャレンジを選択する事にも、なると私は考えています。
そういう繰り返しを行う事によって出る結果は下記のとおりです。
大きな成果が出るようになる
ここでは、大きな成果を高い能力と高い売り上げ、利益を指します。
誰でも出来るチャレンジというのは適切な表現ではないかもしれませんが多くの人がチャレンジして達成をする事は多くの人が出来るので希少性が弱いです。
それどころか出来ない場合、ふるいに落とされて売り上げにもつながりにくくなります。
例えば極端な話をします。
アメリカで勤務するのに能力のない人材が英語も出来なかったらどうですか?
アメリカの企業にとっては必要ない人材ですよね。
日本も同じように時が書けない、日本語がわからないでは、中々成果を出す事は難しくなります。
更に時代は進歩しており、最近ではパソコンを導入して仕事に使う事が多くなってきている事も事実ですので、タイピングや簡単なエクセルなども使えない場合、中々上がっていくには辛い時代になりました。
しかし何度も言いますが出来ない事が悪い訳ではありませんので最低限のチャレンジをしていきましょう。
話が脱線しましたので一旦戻します。
チャレンジを多くしている人間はチャレンジすると何かしらメリットがあり、チャレンジする事を継続して好んで行動しています。
そのような人材程、チャレンジで大きな成果を残すのだと私は考えています。
あなたも積極的にチャレンジしていきましょう。
部下のモチベーションが上がる
チャレンジをするという事は失敗があります。
しかしそれとは反対に成功する事もあります。
出来ない事が出来るようになったという事は自信を付けたり、モチベーションが上がるという効果があります。
さらに説明させて頂くと失敗には2つの成功も含んでいます。
チャレンジを実践した
改善方法を考える事が出来る
この2つの成功を体験する事が出来ます。
当たり前ですがチャレンジという行動をしたという成功が生まれますよね。
その行動すらしない人が多いのも事実ですのでこのチャレンジ行為はひとつの成功と呼んではいいのではないかと私は考えています。
2つ目の改善方法考える事が出来るという行為ですが改善方法を考えるという行為自体は失敗をした時か、更に質を上げていくという行動をしなければ実践されません。
これも曖昧な方法で改善方法を考えたのではなく、具体的に考えているのであれば、これも成功と呼べるのではないでしょうか。
このように小さな成功体験、大きな成功体験を感じる事によりモチベーションは上がっていくのだと思います。
部下も同じような人材育成スキルを持つことが出来る
これでこの人材育成スキルが非常に素晴らしいスキルという事は理解されたのではないでしょうか。
このようにあなた自身がこれらの事を念頭に置いて人材育成する事を継続して実践する事が出来るのであれば、部下から憧れの存在になるという事もあるでしょう。
そういった憧れの存在になり目標としてもらう事により、部下も目指すものが出来ます。
目標が目的がはっきりとしない人も多く存在していますのでそのような存在に対してこのように目指すべき姿をあなたが提供し続けていれば、同じよう人材育成スキルを持たせる事が出来るのではないでしょうか。
あなたもこのような人材育成を行っていかがでしょうか。