質問をしてこない部下を育てる方法(人材育成)

質問をしてこない部下を育てる方法

何を考えている

無名君
ニッシー入社したばっかの頃って質問とか上司にしてきた?
 
ニッシー
してきたよ。うざいくらい(笑)
 
 
無名君
まあ性格的にするよね。
ニッシー
そうだね。それがどうかしたの?
 
 
無名君
いや僕の部署でさ、新人の部下がいてね。困ってるんだよ。
 
ニッシー
新人のどんな事に困ってるの?
 
無名君
分からない事があっても特に質問もされなくて勝手に行動されちゃう。
 
ニッシー
勝手に行動するなんて、ずいぶん優秀な部下じゃないか。
 
無名君
言われてみれば・・・だけど先方ありきの仕事で重大なミスがあるから困ってるのよ。
ニッシー
たしかに。上司としては失敗させて良い事とダメな事があるもんね。
 
無名君
そうそう。わからない事は質問してねって言ってるんだけどね。
 
ニッシー
そっか。じゃあどうするか考えてみようか。
 
無名君
さすがニッシー!それじゃよろしく!
 
ニッシー
オッケー!じゃあまず本日得られるスキルから考えてみよう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

得られるスキル

質問をしてこない部下を育てる方法

ニッシー
今日はこんなスキルを得られるように話をしてみるね!
 
無名君
了解!
 
 

何故部下が質問をしてこないのか

何故

部下が質問してこないという事は何か原因がある可能性が高いのです。

まずどうして部下が質問してこないのか原因を分析してみましょう。

気を使っている

部下は、あなたより会社においては下の立場になります。

ましてや入社して間もない人材や気を使うタイプであれば上司に、易々と質問をする事が難しいのかもしれません。

あなたが新人時代はどうだったのでしょう?

会社に置ける上司と言われる立場の人が大きく感じた事はありませんか?

部下がそのように感じている可能性はあるのではないでしょうか。

そのような場合、相談や質問をする事は大きな挑戦だと言えるのです。

私たち上司にとっては、きちんと質問をしてきなさいと思っていても行動出来ないのはこんな理由かもしれません。

そのような気の使い方は非常に、余計な、おせっかいなのかもしれませんが部下にとっては、私たちが思っている以上に気を使うものなのです。

聞くのが苦手

もともと他人に対して自分から発信する事が苦手なタイプなのかもしれません。

このようなタイプには、こんなような特徴があります。

・気が弱い

・人に興味がない

・組織に属したことがない

 
 

このような特徴を持っている事があります。

体育会系で学生時代に目立つタイプでスポーツをやってきたような人間には中々いなく過去、私自身が請け負ってきた部下はこのようなタイプが多くいたのです。

見てわかって頂けると思いますが気が弱ければ聞くことも勇気を振り絞って質問をしていかなければなりません。

人に興味がなければそもそも交流を持つ事すら遮断をしたがる人材もいます。

組織に属したことがない、もしくは少なければそもそもコミュニケーションを取る機会が少ない為、コミュニケーション能力に課題があるパターンがあります。

そのようなタイプがいる事を理解した上で、接していかなければ、更に溝は深みに、はまり質問など、自分から発信してくること自体、少なくなってしまうのです。

しっかりとこのような特徴を理解しておきましょう。

問題だと感じてない

そもそも問題が起こってる事すら気付いていない可能性があります。

それはどのようなパターンでしょうか。

100%の出来だと感じている


期限が過ぎている事に気付いていない

相手との合意内容を理解していない

 
 
このようなパターンがあるのではないでしょうか。

それを部下が継続的に行っている場合は本人の問題もあるのでしょうが上司としての、あなたの問題が強くあるのではないでしょうか。

あなた自身はその部下の上司として能力を付けさせるべき責任があります。

その責任を結果として出せていないようでしたら、気付かせられるアプローチをとれていないよいう事になるのではないでしょうか。

質問をしてこないのはあなたが問題を気付かせていないからなのかもしれません。

部下から質問を引き出す方法

質問を引き出す

部下が質問をしてこないパターンは紹介させて頂いた内容以外にもありますが、今回はこれらのような理由を紹介させて頂きました。

さてここから部下から質問を引き出す方法を考えていきましょう。

周りに自分の部下がなにを考えてるか聞いてみる

単純にあなた自身とコミュニケーションが取れていないだけかもしれません。

そういった場合、その部下の周りにいる人材に質問をしている事もあるかもしれません。

そうしたらあなたにとってはチャンスとなるのではないでしょうか。

その部下の周りの人材に質問をしてみましょう。

こんな時、どのように質問をしていけば良いのでしょうか。

・最近何かAさんから仕事のやり方とか、悩みを聞かれてない?

 

・Aさんの仕事の進捗状況を教えてくれる?

 

このように人を還して確認すればよいのではないでしょうか。

そうする事によりあなたが把握していない状況でも、周りが把握しており、確認を取る事が出来るかもしれません。

 

相手に直接どうして質問してこないのか聞いてみる

質問してこないのであれば自分から質問してみましょう。

どのような質問をしたらよいのでしょう。

・Aさん、この仕事どのような出来にしたらよいか教えてくれる?


・Aさん、この仕事どんな進捗プランで進めていくのか教えてくれる?

・Aさん、この仕事いつまでに完成させればいいんだっけ?

こんなような質問をしていけばよいのでは、ないでしょうか。

質問をしてこないのであれば、あなた自身が質問をして相手がどのような理解度レベルなのか確認すれば良いだけなのです。

その質問に対しては答えがあるようにして質問をする事がポイントとなります。

簡単にこのようなポイントをお伝えさせて頂きます。

・やり方


・相手のプラン

・期限

・進捗状況

 
このような4つのポイントにリンクさせて質問をする事がおすすめです。
こうする事によってあなた自身が用意してある、答えとの整合性を確認するのです。
正解に近い、もしくは正解を答えてきた場合は「流石!それで頼むよ!」と伝えれば良いだけなのです。
もし正解とは離れていたり、間違った回答をしてきた場合はその場で正したり、手法を提示していけば良いだけです。
そしてまた相手が理解しているかを確認すれば良いだけなのです。
理解してるか確認する為の質問例を挙げてみます。
 
・何を理解したか説明してごらん
 
ただシンプルにこの質問だけするのです。
こんな質問をする事によって相手の理解度がわかるので、理解度に合わせた指導が出来るようになるのではないでしょうか。
そうしていくと質問をしてこない部下も知識や引き出しが増え成長させていく事が出来るのです。
 
 
 
 

あなた自身の姿勢を変えてみる

もしかするとあなたのせいで部下が質問出来ない状況を作っているかもしてません。

こんな状況はありませんか?

・一生懸命、全身全霊で仕事をしている


・眉間にしわがよっている

・笑顔が少ない

 
もしこんなような状況があったら要注意です。
あなたは真剣に一生懸命仕事をしているのかもしてませんが、部下にとっては聞きづらい空気を出しているのです。
表情に関しても同じく聞きやすさに焦点をあてて考えてみると聞きづらい空気をだしてしまいます。
このような事があれば部下は質問をしたくてもしないで諦めてしまう可能性があります。
そのような事にならないようにする為にも以下の事を実施していきましょう。
 
・忙しそうに仕事をしない

・休憩中、親しみやすい表情を鏡で確認する

・笑顔を多く出し、業務を実施する

 
こんなような上司がいたらどうでしょう。
空気的には親しみやすそうな上司に感じるのではないでしょうか。
このようにしていく事によって質問を出来ない部下が質問を出来る環境に変化させていく事が出来るのです。
もしこのような心当たりがあった場合は是非、自分自身の姿勢、立ち振る舞いを確認して、改善するようにしていきましょう。
 
 
無名君
自分自身の姿勢か・・・
ニッシー
そうだね。忙しそうにしていると中々、聞きにくいよね。
 
無名君
いつも忙しそうにしてるかも・・・
 
ニッシー
そうしたら一度余裕ありそうにするといいかもね。
 
無名君
ちょっと試してみるよ!
ニッシー
質問してくれるようになるといいね!
 
無名君
そうだね!頑張る!
 
いかがでしたでしょうか。
質問をしてこない部下を育成する方法。
あなたも一度試してみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 

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