年上の部下を育ててみよう
得られるスキル
①年上の部下を育てる方法
②年上の部下とのコミュニケーションスキル
何故年上の部下を人材育成出来ないのか
それでは何故人材育成を行う事が出来ないのか理由を考えていきましょう。
相手が上司として見ていない
相手があなたを上司として見ていないという事があります。
あなたは相手から年下というだけで舐められている可能性があります。
相手があなたを舐めている状況だと、もちろん相手は言う事を聞きません。
あなた自身の普段の行動はどうなっていますか?
相手が尊敬出来るような立ち振る舞いをしているのでしょうか。
それでは尊敬出来ないような立ち振る舞いをまず考えてみましょう。
遅刻する
敬語を使っていない
感情的になる
挨拶をしない
仕事のスキルがない
話を聞かない
問題を放置している
このような行動を起こしていないでしょうか。
当たり前ですがあなたは上司である訳ですからこのような行動をしてはいけません。
上司という立場だからこそ、このような行動は一番良く出来る人材でなければならないのです。
もし一つでも当てはまる項目があった場合、即座に改善していきましょう。
部下は、あなたが思っている以上にあなたの行動をよく見ている物なのです。
相手に対して苦手意識がある
相手に対して苦手意識を持っていませんか?
今回のような多かれ少なかれこの感情は持っていると思います。
それを出来るだけ改善する為には以下2点のポイントがあります。
人材育成に自信をつける
苦手意識を隠しきる
この2点を実施する事によって改善する事が出来ます。
人材育成スキルに自信をつける
人材育成スキルに自信を持つ事が出来るならそもそも苦手意識があるように見られることは少なくなります。
苦手意識が見え隠れするのは自信なく教えていたり、遠慮しすぎな態度で教えるようなおどおどして見えるような行動からだと言えると思います。
そのような事にならない為には、やはり人材育成について勉強を行い、多くの実践をしていくしかありません。
勉強
人材育成の実践
この2点に関しては、とにかく正しい学習方法、人材育成の実践を行うしかありません。
これは得意な層に向けて数を行うのも一つの方法ですので、とにかく勉強をしたら実践を多く実施するという事です。
得意な層を簡単にまとめてみましたので参考にして見て下さい。
年が近い年下
若い主婦
年配の主婦
年下の異性
年下の同性
こんなような層に得意な層があれば練習としてどんどん勉強したスキルを実践してみましょう。
苦手意識を隠しきる
先程お伝えした通り誰にでも年上の部下に対して多かれ少なかれ苦手意識を持っている事と思います。
しかし相手にその気持ちがバレてしまった時、嫌悪感を抱かれたり、舐められたりする事が多くあります。
あなたならそのような上司がいたらついていこうと思いますか?
また相手の言っている事を理解しようとしたりしますか?
相手の言う事に不安を覚えたり頼りなく感じたりしませんか?
私ならそのような感情をもってしまいます。
ですからそんな相手に対しての苦手意識を持つのは悪い事ではないのですが、絶対に相手に悟られてしまっては、ならないのです。
ですから苦手意識があるなと少しでも自覚をするのであれば、相手にバレないように隠していきましょう。
信頼関係が出来ていない
年上の部下との信頼関係が出来ていない可能性があります。
相手が年上といえど承認作業をしていますか?
良い仕事をしていた時
挨拶をしていた時
遅刻をせずに出社している時
こんなような事は当たり前だと思う方も多いのですがこのような当たり前の事を最低レベルとして承認していかなければならないのです。
もしあなたにとって相手が上司だとした時に自分の事を見ていないような上司でしたらどのように感じますか?
普段自分の事をろくにみてもいないのに相手の言う事を聞こうと思わないのでしょうか。
人間には承認欲求というものがあり「自分の行動を見て欲しい」「自分の行動を認めて欲しい」という欲求が誰にでもあります。
そんな相手の欲求を素直に普段から満たして上げる事が重要なのです。
普段の承認欲求を満たしてあげる、コミュニケーションの土台を作っておくことで相手はあなたの意見を受け入れる事が出来ます。
しかしたまに実施していたり全く実施していない状態では突然、誰しもが気付く成果を出した時に褒めたところで相手にとっては「当たり前だろ」くらいの感情しか持たせる事が出来ないのです。
あなたがやるべき行動は当たり前の事を数多く承認していく行動が必要不可欠なのです。
年上の部下を人材育成する為のポイント
相手が困っている事を改善フォローを行う
あなたは上司ですから相手がいくら年上とはいえ、困っている事を改善していかなければいけません。
改善するポイントとして2点あります。
①問題を解決してあげる
②問題を解決させる為のフォローを行う
こんなような2点を行動していかなければなりません。
それだは実際に詳しく考えていきましょう。
問題を解決してあげる
あなたは上司として部下が出来ない問題を解決していかなければなりません。
部下では決済できない内容決済
自分の上司でないと解決出来ない問題
企業に勤めていたり、組織に属している場合はその役職でなければ決済できない事などがあります。
それは業務内容によってだったり、決済金額だったり様々な事があります。
そんな部下で出来ないような案件は確実にあなたが改善してあげるようにしましょう。
反対に言うとそれがあなたの職務責任であり実施しない事により、部下から「この上司ダメだな」と判断されてしまうきっかけになってしまう事があります。
また自分では解決出来ないような案件を上司に改善させるのもあなたの職務責任です。
もしあなたが部下の悩みを改善できない場合、あなたから上司へではなく、部下から直接、上司へ改善する為に相談をしたとします。
そして上司があなたの部下の悩みを解決したとしたら、あなたの部下はあなたへの信頼を無くしていくのだという事を理解していきましょう。
あなたの職務責任さえ、あなたが全うしていたら部下はあなたを、上司として見るようになるでしょう。
問題を解決する為のフォローを行う
次に問題を解決する為のフォローですが多くの問題はあなたではなく部下に改善出来る事があるのです。
基本的に部下が出来る事は部下にやらせるようにしていきましょう。
しかし注意として部下に丸投げしてはいけません。
あなたはしっかりとその問題を解決出来るようにフォローをするのです。
部下が問題を相談してきたとしましょう。
あなたはその問題解決方法を分かればその方法へ向かって誘導していくのです。
しかしあなたが問題解決方法を理解していなければ即座に調べて答えを持っておいてください。
あなたは基本的に答えを部下に伝えず、部下に考えさせるのです。
どのようにしたら解決するか
改善方法が合っているのかもう一度、考えさせる
改善方法を決定したら部下に実施をさせましょう。
少しの手伝いをしてもよいですが8割を部下、2割をあなたという割合で問題解決行動を実施しましょう。
問題によっては行動に関してはあなたが手伝わずに部下が一人でやるにしろ、他の仲間を一緒にやらせるにしろ、部下を中心に実施させていきましょう。
理由としては出来るだけあなたが行動しないようにすると部下を中心に行動させる事によって、その行動からでた結果は部下の成功体験や成果を持たせる事が出来るからです。
そうすると部下に引き出しが出来、成功体験と自身が付く事によって成長させていく事が出来ます。
この後にあなたがやる事は2つだけです。
進捗、達成の確認
部下への承認作業
あなたは上司としてこの2つを忘れずに実施するようにして下さい。
苦手意識をバレないようにする
年上の部下だからと言って苦手意識を悟られないようにする事は必要不可欠です。
苦手意識を悟られないようにする為にはシンプルに2つです。
人材育成スキルに自信を持つ
苦手意識を出さない
この2つがポイントとなります。
先程説明しましたが苦手意識を持つ事は悪い事ではありません。
どうしたら苦手意識が出ないようになるのでしょう。
それはこの方法だと私は考えています。
自身の行動に自信を持つ
間違っている行動にあなたは自信を持ってはいけません。
あなたは自分で自分の事を分析してみましょう。
自分自身で何か後ろめたい事がありませんか。
挨拶しない
遅刻する
人材育成スキルに自信がない
仕事を丸投げしている
承認作業をしていない
もしこのような事に心当たりがあるのであれば改善していきましょう。
ちなみに人材育成や、コミュニケーション方法、スキルアップに関しては私のブログに様々な情報を公開していますので別のページも確認してみて下さい。
しかし、このような事に対して自信を持って誰にでも恥ずかしくないような行動をしていれば是非自身をもって言動、行動を行っていきましょう。
自信を持って発言、行動する事によって相手に苦手意識があってもなくてもそのような事がある事は見えなくしてくれるのです。
信頼残高を貯蓄する
信頼残高の貯蓄は出来ていますか?
これは年上の部下であってもそうでない部下や上司とコミュニケーションを行う為には非常に大切なスキルです。
信頼残高がない状態であなたが発言したところでどうせ「あなたが言っている事だし」くらいで軽く相手に捉えられてしまいます。
あなたとの信頼残残高の貯金が多ければ「あなたが言っている事だから大切」と捉えさせる事が出来るのです。
この信頼残高がない状態でいくらあなたが正しい事を伝えたり、教えたりしても全くの労力の無駄と言えます。
この信頼残高をしっかりと溜めた状態で人材育成を行っていくとあなたの行動は非常に効果的にする事が出来ますので是非、信頼残高を溜める事を行っていって下さい。
↓信頼残高を溜めたい方はこちら
いかがでしたでしょうか?
年上の部下を育成する方法。
あなたも是非実践してみましょう!