頭を使わない部下を主体的に行動させる人材育成方法

頭を使わない部下を主体的に行動させる人材育成方法

頭を使わない部下ってあなたの職場にいませんか?

私が以前勤めていた職場には多くそういった人材がいました。

そのような人材が頭を使って仕事をする事が出来れば大きな期待を出来ると思いますので本日のブログを読んで実行すると、どのような結果が生まれるのかという結論からお伝えさせて頂きます。

得られる結果

①部下の行動を主体的に行動させる

②考える力を付けさせる

③仕事が準自動化する

本日の得られる結果はこのようになっています。

もし興味がある方はこのまま最後まで読み進めていって下さい。

最初にこの題材を取り扱おうとした背景

最初にこの題材を取り扱おうとした背景を説明させて頂きます。

①以前勤めていた会社で自分で考える人材が少なくて困ったから

②マネジメントをする事に多くの労力を費やしたから

③お客様へのサービスレベル向上に掛ける時間にまで影響したから

④自分で考える人材を育てたらマネジメント労力が減ったから

以上4点の出来事があった為、このような題材で今回のブログを書かせて頂きます。

逆に言えば①~③を改善する事により非常に効率的で大きな成果を出すことが出来るので是非とも実践していきましょう。

なぜ頭を使わない人材が多くいるのか

そもそも何故頭を使わない人材が多く存在しているのでしょう。

以前、私が勤めていた会社では10代後半から20代中盤くらいまでの世代が多く現場で活躍をしていました。

管理職にあたる店長以降は一気に平均年齢が上がり、40代が中心に活躍していた職場でした。

もちろんその世代で頭を使いながら、仕事を出来ない人もいましたがやはり目立つのは10代後半から、20代中盤までの世代に多いのです。

では何故、その世代に頭を使わない人材が多いのか私なりに考えてみました。

①ゆとり教育をもろに受けているから

②上司と言われる40代以降を中心に人材育成能力が低いから

③人材育成をまともにされていないから

という結論に至る事になりました。

ゆとり教育に関して

ゆとり教育としては詰め込み教育と比べて学力という物にフォーカスを当てすぎず、もっと時間を持たせて教育をしていこうというような教育です。

その結果どのような人材になっていったか。

①打たれ弱い

②主体的でない

③考える力がない

詰め込み教育と違い小さい頃から学校の先生に怒られたり暴力を受けてきた経験が少ないので打たれ弱いという特徴があります。

また幼少期、もしくは10代の前半からインターネットなどの復旧により考えなくても検索エンジンなどで探せば答えが出てくることから考えなくても答えが当たり前のように探せる時代になりました。

答えはツールのなかった時代を生きてきた中で考えて答えを出さなければなりませんでしたがツールのある時代は探せば出てくるという時代に変わったのです。

その結果、主体が弱く考える力が弱い人材が増えていったのです。

但し、そのような人材が増えていったのは40代以上の世代に全て責任があるのではないかと考えております。

ゆとり教育を導入したのはゆとり世代の希望ではなく詰め込み世代が決めて導入しているからです。

そんなの国が行った政策だから仕方ない事という人もいるかもしれませんが、ならそのような政策を考える政治家を選ばなければ良いだけではなかったのでしょうか。

自分一人の投票が変える事が出来ないというのであれば周りにいる人間の意識を変える行動をしたらよかったのでは、ないかとさえ思ってしまいます。

それなのにも関わらずゆとり世代を否定するばっかりでその世代にあった人材育成へとシフト変更していこうと努力した詰め込み世代の人間がいる事か大きく疑問に思ってしまいます。

だからこそ、その世代にあった人材育成放棄をされたゆとり世代が自分で考える力や、主体的に行動を出来ない人材自体が多く存在しているのです。

だからこそ、そのような人材に教えましょう。

考える力

主体的な行動

若い世代を輝かせていくのは私たちの責任です。

時代の変化に合わせて人材育成方法も変化させましょう。

若い世代は私たちに持ち合わせていないスキルを多くもっています。

反対に私たちが持っているスキルを若い世代をもっていない事が多いです。

そんな若い世代に両方のスキルを持たせたら・・・

最強なんじゃね?

って話です。

そんな最強の人材を育成出来たらもっと私たちにも成果でるんじゃないか。

という話です。

それでは本題に入りましょう。

何故、頭を使わせた方が良いのか

もうここまでフルに読んできた方々は、なんとなくわかってきているかもしれませんがこちらは段階に分けて詳しく説明させて頂こうと思います。

主体的に行動するようになるから

こちらがマネジメントしないで主体的に動いてくれるようになってきたら時間的余裕が出来るようになります。

その時間的に余裕を持つことが出来ればいくつか出来る事が増えてきます。

①営業に集中できる

②顧客体験のレベルを上げる事に集中できる

③自己啓発が出来る

他にも出来る事があると思いますがこのような事が出来るのではないでしょうか。

そうなってくると様々な成果が出てくるのも無限大にあるのではないでしょうか。

考える力を付けさせる事が出来るから

考える力を付けさせる事が出来るならば作業の効率化や精度が向上していきます。

また作業以外にも仕事をするようになります。

その仕事をする事により成果は大きくなっていったり、0から1の成果を上げる事が出来るようになります。

更に考える力があるのでその部下自体も自分で能力をスキルアップをする方法を考えて半オートマチックに成長をしていく事が出来るようになります。

仕事を生み出すことが出来るようになるから

先程少し述べましたが仕事をして成果を上げる事が出来るようになります。

仕事をするという事は何もないとこから新しいものを生み出したり、何かの種を様々な手法を使い、すごく立派な花にしていく事だと私は考えております。

そんな仕事で成果を出せた人間には更にうれしい副作用までついてきます。

お金を増やすことが出来る

成功体験や失敗体験を経験する事が出来る

このような事が起きてくるのではないでしょうか。

自身の人材育成スキルが上がるから

そして何よりあなたの考えや人材育成に頭を使って行動する事によりあなた自身の人材育成スキルがレベルアップします。

現代人材育成に課題を抱えている企業がゴロゴロしています。

そんな現代社会の中であなたがこのスキルを身に付けたら非常に優秀な希少性のある人材になり社会から重宝されることになります。

またその希少性は信頼とお金を生むことになりますので是非ともポジティブにこのスキルを身に付けていけたらいいのではないでしょうか。

頭を使わせる方法

ここまで読んで頂いたあなたは頭を使うという事がいかに大事な事か理解されたかと思います。

あたまを使えるように非常に重要で高いスキルを身に付けられるようになりますので是非そんな人材を育成していきましょう。

それではここから具体的にどのような方法で頭を使わせるのか考えていきましょう。

質問をする

部下が何か手が止まっていたり、仕事が進んでいない状況を見つけたら質問をしてみましょう。

次は何を行うの?

この仕事のやり方はどうやるの?

いつまでにこの仕事は終わらせるの?

こんな風に質問をしてあげるとよいのではないでしょうか。

それではダメな質問例も考えてみましょう。

この仕事のやり方わかる?

この仕事終わる?

いつまでにこの仕事終わらせるか決めてる?

このような質問がダメな例です。

何がダメなのかわかりますか?

この質問の明確な違いはこちらです。

まず悪い例の質問はというと

YESかNOで答えられてしまう

という事です。

YESかNOで答えられるならば基本的に頭をそんなに使わなくても出来てしまいます。

それでは良い例の質問とはこういうことです。

YESかNOで答えられない質問

これらが定義となります。

YESかNOで答えられない質問をする事により相手には頭を使って回答をさせる事が出来ます

当たり前だとは思いますが軽く説明しておくと頭を使えば使うほど考える力というのが強化されていきます。

ですのでここではYESかNOで質問していく事が重要と言えるでしょう。

成功体験、失敗体験を作る

成功体験と失敗体験を作ってあげる事もまたポイントになってきます。

それらの体験が起こった時にどうしてそのような結果になったのかを考えさせるのです。

成功の理由、失敗の理由に関して分析させていきましょう。

成功体験の場合

例えば成功体験の場合こんなことがあるパターンもあります。

というより良くある話ですのでお伝えしておきます。

感覚で成功させた

どうしてうまくいったか説明できない

このような事があるのではないでしょうか。

これは実施するのが器用な人に多くある現象です。

何故かわからないが上手くいったという理屈が相手に伝えられないようじゃまた同じことをやる時に再現性が低くなると私は思っています。

それではせっかくの優秀な能力がもったいないです。

しっかりと理屈を考えさせていきましょう。

失敗体験の場合

次は失敗体験をした場合です。

失敗体験をさせた時に学べる事として2点あります。

どうしてうまくいかないか分析が出来る

どうやったらうまくいくか改善方法を考えられる

この2点を考えさせるきっかけになると思います。

しかし注意としてこの2点を考えるという事は当たり前の事かと思います。

当たり前だからやるだろうと油断してはいけません。

そもそも考える事が苦手な人材なのでしっかりと考えられるようになるまで必ず次の行動を具体的に合意しましょう。

それらを繰り返し行う事により頭を使って何かを考えるという事が出来るようになります。

頭を使ったら伝える

ここまで来たらある程度、部下は頭を使って仕事をするようになります。

その頭を使って行動している姿を見つけてみましょう。

見つけたら部下へ「きちんと頭を使ってしごとしているじゃないか!」としっかりと伝えましょう。

ある程度習慣化するまではとにかく細かく発見したら頻度多く伝えるようにして下さい。

そして習慣化してきたら徐々に回数を減らしていきましょう。

しかし最終的に伝えるという事自体を0にする事はおすすめしません。

0にしてしまうとあなた自身もその頭を使っているかという確認もしなくなれば部下も言われなくなったからと、やめてしまうのも現実多く存在します。

よって出来ているか出来ていないかという事を確認し、相手のありのままの行動を伝えるという作業はやり続けていきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

頭を使えるようになる部下を育てられそうですか?

頭を使うようになると結果、主体的な行動をするようにもなります。

主体的に行動してくれるから仕事も準自動化していきます。

このように育てる事が出来れば仕事も順調に進めることが出来、部下も能力が付いていきます。

お互いWIN-WINな関係で終わらせる事ができるとおもいますので、あなたも是非このような人材育成に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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