win-winな関係を築いてコミュニケーションを取る方法
WIN-WINな関係とは自分に利益があり相手にも利益がある事を指します。
まず初めに今回の章を読んで頂くと得られる事柄を説明させて頂きます。
この章で手に入れる事が出来る物
①WIN-WINな関係を構築しなければいけない知識
②WIN-WINな関係を築いた時の効果
③円滑なコミュニケーション能力
以上3点を理解する事が出来るようになるよう書かせて頂こうと思います。
そもそもなぜこのような記事を書こうと思ったのか。
①私自身、コミュニケーションが苦手だったから
②現在はコミュニケーションが得意で周りから評価をされているから
③コミュニケーションがうまくいかない辛さを知っているから
④1人でも多くコミュニケーションの悩みを解決したいから
以上の事がこの記事を書こうと思った理由になります。
コミュニケーションが取れないってすごく辛くありませんか?
それが原因で仕事を辞めたくなったり、仕事が嫌いになったりしていませんか?
また普段、強い所を周りに見せているにも関わらず一人で悩んで涙する事とかありませんか?
私は今書かせて頂いた事、全て経験をしています。
そんな私が今ではコミュニケーションが強みとハッキリ宣言している事には現段階はうまくいっていると私は考えているからです。
とはいっても、まだまだ機会点はあります。
まだまだ上手くいく人ばっかでは、ないのでまだまだ勉強してコミュニケーション力を向上させてもっと自分の為、人の為になるような力を付けたいと考えております。
まず前置きが長くなりましたが私がコミュニケーション能力を持ち合わせていないと自覚をした事件についてお話させて頂きたいと思います。
興味がない方は下の方へスキップして下さい。
自身のコミュニケーション力が低いと自覚した出来事
まず自覚をした出来事には2つの私にとって大きな事件が2つありました。
①信頼していた部下が退職をした
②所属していた部署で干された
上記2点の事件が起こりました。
私は非常に過去愚かな人間でした。
このような事件がありましたが1回目では気付かずに私は2回目の事件でコミュニケーション能力が低い事に気が付く事が出来たのです。
それではまず一つ目の事件の内容から話させて頂きます。
①信頼していた部下が退職した
私は7年ほど前、マクドナルドで店長の2つ下の役職、2NDMGRという立場で勤務していました。
その時の一刻も早く店長、次のタイトルである1STMGRに昇進したかったのです。
そのとき2NDMGRという立場でしたが、あと1歩で次の役職になる寸前でした。
そんな時、私は次の役職になる為、その当時得意として考えていた人材育成を目に見える形で成功させ次の役職への後押しをしようと考えていました。
そんな時、出会ったのが私が原因で退職をしてしまった、(ここではAとします)Aさんでした。
Aさんは私よりも一つ下のMTという役職でした。
そのAさんを私と同じ役職に引き上げて尚且つ同タイトルでTOP20%の評価を取れる人材にしようと私が目標を設定しました。
それが私には間違っていた目標設定だったのです。
Aさんにとってそんなスピード出世は望んでいなかったのです。
AさんはAさんのペースで成果を出したかったのです。
私はその時そのAさんの気持ちを引き出せていたらAさんを追い込まずに済んだのかもしれないと今でも思い出すことがあるのです。
その時の私は早く自分が出世したい。
Aさんは自分のペースで出世したい。
という事は結果的にAさんがもし出世した場合、WIN-LOSEな関係になっていたでしょう。
それでは私が当時Aさんにどのような行動をしていたらよかったのでしょう。
①Aさんのニーズを引き出す
②私のニーズも伝える
説得:自分の要求を伝え相手を我慢させる事
納得:自分も相手も我慢なく腹に落ちる事
③お互い納得をして目標を設定する(説得ではなく納得)
④上司である私が納得をさせる事が出来ないスキルであればAさんのニーズで行動していく。
この4点をしっかり行っていれば、このような事になっていなかったのではないかと私は考えています。
話を戻しますがAさんとは私のペースで仕事をしていました。
自分のペースで仕事をしたかったAさんにとってこの私の行動は非常に苦痛だったのです。
それを初めて2ヶ月、役職が上がる寸前までレベルが上がったAさんは退職をしました。
その当時の私の気持ちは「どうして退職なんかするんだ。」
「あと1歩で昇進出来たのに。」
このような感情が芽生えてしまったのです。
今この文章を書いている私は当時の私を全力でぶん殴ってやりたい気持ちです。
相手のニーズをクリアも出来ずに結果を考えてみればWIN-LOSEな関係になってしまうだけです。
それで私がWINを獲得出来ていればまだしもLOSE-LOSEな関係になってしまったのです。
①私にとって時間を使ったが結果になっていない
②Aさんにとっては苦痛を感じ退職をした
この事実は消えません。
しかもこのきっかけを作ったのは誰のせいでもなく私自身なのですから私が悪いのです。
ここまでが1つ目の事件の話です。
②所属していた部署で干された
①の事件から半年後、私は所属いていた部署から異動し別の部署の担当となりました。
勘違いしていた大馬鹿野郎の私はタイトルもあがっていないのに栄転だと考え天狗になった状態で別の部署へと異動したのです。
1人の部下を退職に追い込んだ大馬鹿野郎が天狗なんてもう救いようもありません。
案の定、事件は起きてしまいました。
勘違いをしていましたが業績は獲得していたので、異動後すぐに昇進をする事が出来ました。
よって私はもっともっと天狗の大馬鹿野郎になってしまいました。
正直思い出したくもないくらいな自分の姿です。
昇進した私は更に昇進をする為、気合い入れて業績を上げる行動をしました。
冷静に考えてこの時の私を評価できる事と言えば2つだけです。
1.業績を獲得している
2.刺激即反応で行動している
本当冷静な目で見た時に、これらだけです。
本当にしょうもなっ。
逆にダメな点は何なのでしょう。
1.冷静ではない
2.自分の事しか考えていない
3.天狗
4.勘違い大馬鹿野郎
5.プランが出来ていない
6.先の結果が見えていない
7.問題を問題だと気付いていない
8.コミュニケーション弱すぎ
9.勉強しなさすぎ
本当ぶん殴ってやりたい。
今、書いててこの大馬鹿野郎をどうにぢfんkgじゃbん
ってぐらいダメな私です。
冷静でいられなくなってしまいそうなくらい腹の立つ奴です。
読者様からはもっとお厳しい指摘があるかもしれませんがこの辺にしておきます。
話が大きく脱線しましたので一旦話を戻します。
そんな私に起きた事件は文頭でも述べた通り所属している部署で干されたのです。
こんなダメすぎる私に信頼を置いているメンバーなんて誰一人いませんでした。
信頼残高があったかはわかりませんが信頼借金状態になってしまったのです。
↓信頼残高に興味がある方はこちら
そんな私に起きた出来事は以下の通りです。
①私の指示に従わない部下多発
②上司から評価を落とされる
③人に何か指導が出来なくなる
④ネガティブになる
⑤人と会話すら何を言えばいいか悩むようになる
このような事が起きてしまいました。
チームで仕事をしているのですから、こういう事が起こって当然です。
相手が行動してくる行動は私が行動して生まれた行動なのです。
ここで初めて遅いですが私はコミュニケーション力がないと気付いたのです。
しかしその当時組織で仕事を行っている私には、そのコミュニケーション能力が低い事は致命的な弱みになってしまうのです。
この問題を抱えてこの会社での出世は、ほぼほぼありません。
ですのでこの弱みを改善する為に行った1つがタイトルにもある通り
WIN-WINな関係を築いてコミュニケーションを取る
この方法が効果的で効率がよかったのです。
なぜWIN-WINな関係を築くのか?
そもそもなぜWIN-WINな関係を築くのか。
大きくいってしまえば、売り上げを獲得してお金を稼ぐことが目的です。
しかしこの目的だけで生まれる利益は自分にとってのWINしか生まれません。
それではその問題をどうするのか、どうしてWIN-WINにしなければいけないのか理由をお話しさせて頂きます。
自身も相手も利益を得る事が出来るから
WIN-WINな関係を考えなければいけない理由として自身も相手も利益を得る事が出来るからです。
もちろん相手も自身の利益を基本的に考えています。
仕事をしていればその思考を思っていて私は当たり前だと思います。
という事は相手にもWINを提供して自分の利益にも関連性を持たせればお互い幸せな訳です。
わかりやすく考える為には買い物を考えてみましょう。
私 美味しいお肉が欲しい
相手 お肉を売ってお金が欲しい
これがWIN-WINな関係です。
この時、私は美味しいお肉が欲しいという利益が満たされています。
相手はお肉を売ってお金を貰っているという利益が満たされています。
ではビジネスに置き換えてみましょう。
私 人材育成による業績が欲しい
相手 昇進したい
この時、相手を昇進させる事が出来ればお互い利益が生まれます。
私は部下を育成したという人材育成力の評価を獲得するという利益が生まれ、相手は昇進するという利益が生まれるようになります。
このようなお互い利益を生むことを考えて行動していけば最終的に自分の欲しいものが自分自身も獲得していけるようになりますのでWIN-WINな関係を築く事が必要であると私は考えています。
コミュニケーションが上手くいくから
お互いが利益を生み出し合える関係になれればコミュニケーションが上手く一つの方法だと思います。
そもそもコミュニケーションが悪くなる原因は不利益があるからではないでしょうか。
不利益とはどんな事があるでしょう。
恐怖を感じる
時間を取られる
自分の利益が下がる
イヤな気持ちにされる
その他もあるとは思いますがこのような事を自分自身がもしくは相手が相手に抱くことによってコミュニケーションを絶つことになるのだと私は考えています。
逆のパターンも考えてみましょう。
癒される
時間短縮に繋がる
元気を貰える
嬉しくなる
このような事を与えられる相手に対してはどうでしょう。
きっと特別な事情がない限り関係性をわざと絶とうとは思わないのではないでしょうか。
しかし癒しを与えてるのに、時間短縮になるように手伝っているのに、元気を与えているのに、喜びを提供しているのにコミュニケーションがダメになる事もあります。
その理由はここのコミュニケーションには公式があると私は考えています。
利益ー不利益=コミュニケーションレベル
このコミュニケーションの公式によって答えがマイナスになった場合、コミュニケーションを絶たれる可能性があると私は考えております。
利益、不利益には価値観がありますので簡単に説明をさせて頂きます。
時間を大切にしている価値観の人は下記のような場合ではマイナスになる可能性が高くなります。
楽しさ-時間=不利益
と利益を提供していても不利益になる可能性がありますので相手の一番の利益は何かと考えたり、相手に聞くなどして価値観の大きさをしっかりと見極めていきましょう。
相乗効果が発揮される
組織でやるような仕事は相乗効果が生まれる事が多くあります。
相乗効果とはすごく簡単に下記で表してみます。
間違い
3+3=6
正解
3×3=9
この正解パターンが相乗効果です。
組織でやる仕事はこのような相乗効果が生まれる事が多いのでWIN-WINな関係でお互いの利益を出し合っていく事が大きな成果を出す為にも重要な事なのです。
WIN-WINな関係を築いた時の効果
ここまでで、WIN-WINな関係を取る事が重要な事が理解されたのではないでしょうか。
ここからはWIN-WINな関係を築いた時の効果を考えていきましょう。
得られる利益が大きくなる
先程説明した通りWIN-WINな関係は相乗効果が生まれます。
相乗効果が生まれる事によって利益というものが大きくなると私は考えています。
よって相乗効果が生まれやすい人と人との力を合わせて行う行動というのは莫大な利益を生むことが出来やすく、なる手法ですので是非とも意識的に使用してみては、いかがでしょうか。
人脈が広がる
自分にとって利益がある人は友人など自分が大切にしている人なんかには紹介やおすすめをしたくなります。
例えば友人がコミュニケーションで困っていたとして、コミュニケーションのプロフェッショナルと知り合いであればその友人と合わせて何とか困ったことを解決してあげたいと考える人が多くなるのです。
その結果解決した当事者と解決された当事者は今まで接点がなかった人通しにも関わらず、これがきっかけで接点を持つことが出来ます。
またその友人がその人の友人に紹介する事などもあるのでそのようなサイクルで人脈が増えるという効果をもたらすことがあります。
楽しく仕事が出来る
WIN-WINな関係を築く事が出来ればお互い相乗効果などにより大きな利益を得る事が出来ると先程説明させて頂きました。
そのような状態を想像してみて下さい。
どのような利益かはあなたの想像にお任せしますが想像のような利益が出ていれば、やればやるほど結果が出るので仕事が楽しくないですか?
だって利益がどんどん溢れ出てくるんですよ?
私はそのようになったら楽しくて楽しくて仕方ありません。
楽しく仕事が出来て生きていく事が出来れば本当に人生が変わると思うのですがいかがでしょうか?
円滑なコミュニケーション
お互い利益が出ているのであれば、特別な事情でもない限りコミュニケーションの障害になる事がありません。
先程説明しましたがコミュニケーションには公式があると私は考えています。
大事な事ですので、もう一度公式を出します。
利益ー不利益=コミュニケーションレベル
という事はお互い利益が出ているのであればコミュニケーションは円滑に回る事になります。
真剣に考えたり勉強を行う事によってWIN-WINな関係は必ずあります。
あなたも真剣に実施してみてはいかがでしょうか。
本日は公式を多めに出していますがしっかりと当てはめて実践に生かしてみましょう!
行動すればきっと結果がでるはず。
あなたも是非お試し下さい。