怒っても無駄。会社を月に10回遅刻する部下を改善する方法。
・遅刻する部下を変化させたい
・部下が反省していないように見える
・どうやって遅刻をさせないようにすれば良いかわからない
・何度、怒っても遅刻を繰り返す部下がいる
会社をわざと遅刻していない
そもそも遅刻を繰り返す部下は会社をわざと遅刻している訳ではない場合が多いのです。
ただ単純に起きれなかったり、時間を守る重要性について理解していない事が多いのです。
とはいえ仕事に時間通りに来ないのは非常に困ってしまいますよね。
話が一旦変わりますが現在、私はマクドナルドにて約10年程、勤めさせて頂いております。
過去、現場で店長として働いていた経験もあり、遅刻を散々する部下と働く機会は非常に多くありました。
少し遅刻をしてしまいがちなスタッフもいれば散々、遅刻ばかりするスタッフもいました。
そんな時に体験をした遅刻を繰り返し行う部下を解決した方法について解説をさせて頂きたいと思います。
繰り返しになりますが多くの遅刻を繰り返す、スタッフへ怒ったところで何の成果も出ない事が多いのです。
では一体、どのように対応をしていけば良いのかについて具体的に解説をさせて頂きます。
会社を遅刻している部下に対してやってはいけない行動
あなたは遅刻をする部下に対してどのような対応をしていますか。
もしかすると間違った行動をしているかもしれません。
まずはやってはいけない行動について考えていきましょう。
会社を遅刻したことに関して議論しない
やってはいけない行動の一つとして遅刻したことに関して議論しない事です。
どうしてもあまりに遅刻の回数が多くなってくると、相手に注意をすること自体が嫌になってきます。
そんな時に起こしてしまいがちな行動がこの相手と遅刻に関しての議論をしないという行為なのです。
冒頭でも述べましたが怒る事に関しては、ほぼ無意味です。
しかし議論をしないという行為は無意味ではなく有害のある行動なのです。
人によっては注意や話題にすら上げられない事で遅刻をする事に対しての罪悪感が薄れてしまう部下もいるでしょう。
この罪悪感は消してはいけないのです。
多くの企業では遅刻をすれば懲罰対象のはず。
そんな行為の罪悪感を消してしまえば当然、改善する事はありえないのです。
会社を遅刻した時に頭ごなしに怒る
会社を遅刻した時に頭ごなしに怒る行為はやってはいけない行動の一つです。
実は多くの人がこういった怒る行為をしてしまっているのです。
遅刻をしてきた部下に対して怒る事で発生する効果を考えてみましょう。
・怒られる事でストレスを増やす
・怒る事で冷静な指導が出来ない
・部下自身の心身的な疲労を蓄積する
・あなたの心身的な疲労を蓄積する
・パワハラのリスクが発生する
会社を遅刻する事を認めてはいけない
当然の行為ですが遅刻する事を認めてはいけません。
何度も遅刻する部下でしょうからだんだんと指摘するのも嫌になってきます。
また放置し始める人も中には存在するのです。
とはいえ言っても無駄だからとあなたが諦めてしまう行為。
それは会社を遅刻しても良いという認める行為になってしまうのです。
そうなれば遅刻をする当事者はもちろん、真面目に遅刻をしていないスタッフが馬鹿を見ているだけの状態になります。
そうなってしまえば反旗を繰り出す人も中には出てくる可能性もあるのです。
一人の遅刻が周りにまで伝染してしまう結果になってしまうでしょう。
だからこそ会社を遅刻する事を決して認めてはいけないのです。
会社を遅刻している部下を改善する方法
このように遅刻をする部下に対してやってはいけない行動があるのです。
それでは具体的に会社を遅刻している部下に対してあなたはどのように接していけば良いのでしょうか。
具体的に会社を遅刻している部下を改善する方法について解説をさせて頂きます。
会社を遅刻しない方法を合意する
会社を遅刻しない方法を合意しましょう。
そもそも遅刻をする部下は多くの理由として寝坊が多いのではないでしょうか。
あなたにとっては遅刻をしない為の工夫や方法がわからない場合なんてざらに考えられるのです。
方法については具体的な方法で合意をしましょう。
・目覚ましを2個付ける
・仕事の前日は23時までに寝る
・朝起きたら電話で起床報告をさせる
会社を遅刻した事実を直接報告させる
会社を遅刻した事実を直接報告をさせましょう。
あなたから指摘する事は出来るだけ2~3回ほどに留めておくことをオススメします。
目的は2つあります。
会社を遅刻した部下からあなた宛てに遅刻をした旨を報告させる事で本人に罪悪感をしっかりと感じて貰う事が1つ目の目的です。
2つ目の目的として報告する事は苦痛を伴う行動になるのです。
自分自身で起こした過ちを自分で懺悔する行為ですから。
報告をする苦痛から逃れる為に遅刻をしない行動をするという自覚を持ってくれる事で効果が発揮していくのです。
会社を遅刻していない事に関して認めてあげる
会社を遅刻していない事に関して認めてあげましょう。
遅刻をしないで会社へ出社する事は当然です。
しかし遅刻をしてしまう部下にとっては当然の行為ではないのです。
本人にとっては全力の思い出行動をした結果を出しているのです。
一見、見逃してしまいがちな事ですが出来ない事から出来る事になったという変化が当事者にとっては結果が出ている訳です。
この時に「遅刻しなくなったね!」「先月より遅刻減ったね!」「良く時間通り来たね!」などと認めてあげましょう。
そうする事で、会社を遅刻する部下は遅刻をした時と遅刻をしない時の待遇の違いに気付き遅刻を無くしていく事が出来るのです。