人材を育てるポイントは期待を明確化にし育成する事
あなたは人材育成を行う際に期待を明確化していますか?
本日は部下を育成する能力を向上させたい方、人材育成が上手くいかないと悩んでいる方へ向けての記事です。
今回の記事を最後まで読んで頂く事で人材育成を効果的に実施したり、現在の育成能力のレベルを向上する事が出来るようになります。
是非最後までご覧くださいませ。
本日のテーマ
・マクドナルドにて8年勤務中
・エリア人材育成リーダー
・社内人材育成セミナー担当
・社員人事採用
・企業の利益
・本人の成長
・モチベーション向上
・ビジョン共有
・期待の明確化
・承認作業
期待を伝えない事で育成が遅れる
期待を伝える事は人材育成を行う際には非常に重要な行動です。
何故重要なのでしょうか。
実は期待を伝えないだけで人材育成の速度は下がってしまうからなのです。
一体何故、人材育成のスピードが下がってしまうのでしょうか。
そんな内容について深堀をしていきましょう。
イメージがしにくい
期待を明確にしなければイメージがしにくいのです。
一体どのようなイメージがしにくいのでしょうか?
・どんな行動をすれば良いのか
・どのくらいのスピードで成長すれば良いのか
こういった事がイメージしにくくなってしまうのです。
実はこのイメージを明確に出来る事によって部下の主体性が変わってくるのです。
また曖昧なイメージを持たせる事で曖昧な求めている結果にしか繋がらないのです。
更に成長スピードもあなたが考えているペースと異なる事もあり早くなれば良いのですがたいていの場合、遅くなるというのが現実なのです。
こういった理由から期待を明確にする事は重要と呼べるのではないでしょうか。
主体性が下がりやすい
期待を伝えていない事によって主体性が下がりやすいのです。
主体性があるという事は部下、本人も自分で学習をしたり考えたり行動をしたりする訳です。
何故、期待を明確化しない事によって主体性が下がりやすいのでしょう。
・何を考えたら良いのかわからない
・何を行動したらいいのかわからない
・モチベーションが下がってしまう
こういったような事が起きてしまうのです。
とりあえず上司から「君の事を育てるぞ!頑張ろう!」と伝えられたらどうでしょうか。
よくわからないけど何か期待してくれているのか?
何か教えてくれるんだ!
上司がやる気になってくれているから何となく自分も頑張ろう!
と少なくても曖昧な期待が発生します。
期待が発生する以上、人は期待したことが叶わなかった時どう感じるのでしょうか。
ただ失望を感じてしまう事になるのです。
失望を感じてから何かやらせようとしたり期待を伝えたとこでどうせ期待出来るような事はないだろうと考えてしまう事にも繋がります。
そうなってしまえばスピード低下もしくは成長すらも止めてしまう事になるのです。
また自分から主体性を持って行動しようと考えるのでしょうか。
考える事は皆無に近いでしょう。
よって期待は明確に伝えるべきなのです。
モチベーションが下がる
期待を明確にされなければモチベーションは下がります。
人は人に必要とされることで喜びを感じる事が非常に多いのです。
という事は自分が期待されていると感じれば喜びがありモチベーションは上がるのです。
それとは反対に自分は期待されていないと感じてしまえばどうでしょう。
期待をされていないという事は必要とされていないと感じてしまうのです。
私自身、ネガティブになった下積み時代もあり究極的に落ち込んだ時は自分が会社に必要とされていないと評価を貰っているのにも関わらず非常に落ちぶれた事があります。
会社から必要ないなどと関連のあるような言葉は掛けられたことはありません。
ただその当時、店長という役職を与えられていないにも関わらず店舗を任されたのです。
今、考えてみれば店長に昇格する前に本当に出来るか最後の確認だったのでしょう。
しかし私は給料安く都合のいいように私の事など、どうでもいいから使おうと会社が考えていると認識し私は必要とされていないと感じてしまったのです。
その怒りから会社に何を文句があるんだと文句が言ってみろと考え店舗運営に関して文句の言われる事のないような店舗を作ったのです。
負の感情からたまたま良い結果に繋がったとしか言えなく運がよかったのです。
しかし後々の事、私はその怒りを会社に前面にぶつけました。
しかし会社はそのような仕打ちなど考えていなかったのです。
店舗を担当して約半年で昇進しましたから。
それなのにも関わらずその当時期待を明確にされなかったにも関わらず自分で聞く事もせずに勝手にネガティブになってしまったのです。
私がネガティブな事を知った会社は急いで最後の確認の意味があった経緯を説明に本部長が来るまでの事態になったのです。
これは思い出したくもない私の捉え方の失敗と、聞くという行動をしなかった私の失敗が大きい出来事です。
この事からの客観的に見た学びは部下も部下でやらなければいけない事が多くあった。
しかし上司側も期待を伝えるべきだったと言うことです。
実は上司側は店長にする事を期待として持っていたがボタンの掛け違いで相手に伝わらなかったのです。
こんなケアレスミスで期待をしているのにも関わらず、モチベーションを下げてしまうという現実があるのです。
そのような事からもやはり期待を明確化していかなければならない事がわかるのです。
期待を明確にする事によって人材育成に影響を与える3つの効果
期待を明確にしない事によって人材育成の障害になるのです。
しかしそれとは反対に期待を明確化する事によって人材育成に様々な効果を与える事が出来るのです。
どのような効果があるのかについて解説をしていきたいと思います。
モチベーションが上がる
期待を明確化する事によってモチベーションが上がります。
モチベーションが上がる事によってどのような効果があるのでしょう。
・やる気が出る
・ポジティブな思考になる
・ポジティブな発言が発生する
・明るい表情になる
主体的な行動を行う
期待を明確化する事によって主体的な行動を行う事になるのです。
一体何故、主体的な行動を行う事になるのでしょうか。
・何を考えれば良いか理解出来る
・何を行動すれば良いか理解出来る
相乗効果が生まれる
期待を明確化する事によって本人のやる気とあなたの育成したいという気持ち、そして行動により効果が上がるのです。
本人のやる気と行動を体験する事によってあなたは相手に対して育成したいという気持ちや行動を行いたいという願望が強くなります。
あなたの熱意や行動を感じる事によって相手の熱意と行動へと関連性が出るのです。
そうしたらまたあなたも・・・・
というように非常に良いサイクルへと変換される事になるのです。
そのような仕組みが出来れば効果は無限大なのです。
そんなあなたと相手の相乗効果を大きく発生させていく為には期待を明確化しなければならないのです。
このような効果が出るにも関わらず期待を明確化しないなんておかしいと感じるのではないでしょうか。
人材を育てるポイントは期待を明確化にし育成する事なのです。