相手に嫌だなと思われずに伝える方法(コミュニケーション)

相手に嫌だなと思われずに伝える方法

相手に何か伝える時、こんなこと言ったら嫌われるかな。

こんなこと言ったら嫌がられてしまったり傷つけてしまったりしないかなという場面が存在するのではないでしょうか。

私自身そのような場面に仕事をしている際に感じる事が多くあります。

本日はそんな相手に嫌がられてしまうかも傷つけてしまうかもという事を上手く伝える方法について解説していきたいと思います。

本日のテーマ

嫌だと思われる3つの理由

相手に嫌だと感じられてしまう場合には必ず原因があるのです。

どうしてあなたが改善したい内容や、ハッキリさせたい内容を話すと嫌な気持ちに相手をさせてしまうのでしょうか。

そんな嫌な気持ちになってしまう原因についてここから解説をさせて頂きたいと思います。

現実を見るのが辛い

原因の一つとして現実と向き合うのが辛い場合があります。

何か行動を起こした時、当事者もその行動が問題のある行動だと認識をしている場合、その問題を突きつけられるのがつらいのです。

頭では理屈として理解しているのですがその問題を相手から言葉にして現実を再認識されてしまうと嫌な気持ちになってしまう事があるのです。

しかしあなたもその現実を変化させたいと思う事は正しい判断でしょう。

その悪い現実でも良い現実でも変化をさせる為にはやはり具体的な行動が必要なのです。

その行動を正しい方向に進める為にも相手が考えていなければ、もしくは間違った考えを設定していた場合には正す必要があります。

それをしたいからあなたは物事を伝えたいと考えているのではないでしょうか。

しかしこの内容を下手に伝えてしまうから相手は嫌な感情を持つようになってしまうのです。

否定をされた気持ちになる

相手に何かを伝えた場合内容によっては否定された気持ちになります。

人は強い承認欲求を持っているのです。

人に認められたい願望を持っているのです。

だからこそ否定されることを嫌うのです。

しかし現実は否定されるべき内容も多く存在してしまうのが現実です。

あなたは否定しなければいけない場面があった場合、相手が間違いに気付けるように関与していかなければならない状況が発生する事があります。

相手が間違っている事を気が付かなければ間違った行動を継続する事になり、大きな問題に発展してしまうこともあるのです。

それを気付くまで放置する行為は決してやさしさではありませんし、賢明な行動ではないのです。

自分は悪くないと思っているから

何か相手に伝えたとしても自分に問題がないと感じている相手に物事を伝えられた場合、嫌な気持ちになる事があるのではないでしょうか。

自分は悪くないのに悪いみたいな事を言われたり誰でもイヤになる事があると思います。

それは伝えられてる相手も同じなのです。

しかし本当に間違ったことをしているなら相手が悪いと認識をしてもらわなければなりません。

そんな認識をさせる為にどのように伝えれば良いのでしょう。

そのような場合は伝えなくても良いのです。

どうして伝えなくてもいいのか。

それは相手に嫌な気持ちにせずに伝える方法にて解説をさせて頂きます。

嫌がられずに伝え3つの方法

相手に様々な場面で伝える事というのはどうしても多く発生してしまいます。

そんな時あなたはどのように伝えたら良いのでしょう。

あなたはそんな場面から逃げずに伝える事は非常に重要であり行わなければならない行動なのです。

それでは具体的にどのように伝えていけば良いのかを解説していきたいと思います。

理由を説明する

相手に何かを伝えた時は出来るだけ理由を伝えるようにしていきましょう。

何故このような事を相手に伝えているのかを伝えるだけでも相手は理解するようになるのです。

その伝えるべきポイントはいくつかあります。

どのようなポイントがあるのでしょうか。

自分で考えさせる

伝える事でどうしてもイヤな気持ちになってしまう相手には実際に考えて自分の行動を見つめなおす機会を与えていきましょう。

もちろん伝えている中で伝えたとしても相手が中々間違いに気付かなかったり認めない事もあります。

そんな時は問題点をフォーカスして伝えること自体を辞めてしまいましょう。

とは言ってもその行動を修正させなければなりません。

ではどうやるのでしょうか。

こんな事が必要となってきます。

それではどのようにして、自分で気付かせるのか解説させて頂きます。

問題

お客様に聞こえるように挨拶せず小さな声であいさつをする

このような場合、お客様はあいさつもない嫌な奴だと認識をする事になります。

それを気付かせる為にはこのように気付かせていきましょう。

こんにちわ・・・

無名君、お客様きたけど挨拶した？

したよ

気付かなかったー。してたんだ。

うん

お客様気づいてた？

知らんけど

無名君がお客様になった時、あいさつされなかったらどんな気持ち？

嫌な気持ち

俺もそうだなー。だけど聞こえない場合はどう思う？

挨拶しない奴で感じ悪いなって

俺も、俺も。ちなみにさっき無名君の挨拶聞こえてなかったらあの人たちどんな気持ち？

嫌な気持ち

俺もそう思う。もし明るく挨拶されたら？

感じの良い人だと感心する

無名君！チャンスだね！君、本当は明るい性格だし。

相手が努力している事も並行して伝える

ダメな事を伝える事は重要だと思います。

しかし相手の良い所も伝える事は重要なのです。

あなたが伝えている内容を思い返してみましょう。

大きくどちらかに偏っていませんか？

もし偏っている場合は危険信号だとわたしは思います。

何故なら相手はあなたに呼ばれたタイミングでもうどのような事を言われるかも予測してしまいバリアを張る事になります。

その状態では受け取れるものでも受け取る気もなく受け取らないのです。

その結果伝えること自体がただの無駄となるのです。

よって相手に対してそのバランスを保ちながら伝える作業をする事で嫌な気持ちが軽減されるだけでなく、モチベーションを上げる事も出来てしまうのです。