怒りをコントロールしてコミュニケーションをとる方法
他者と良質なコミュニケーションをとるには怒りを出来るだけコントロールをしなければなりません。
もしあなたが起こした行動で相手が怒りをぶつけてきたらあなたはどう感じるのでしょう。
その内容について筋が通っていても通っていなくても怒りで物事を言われたことに関して気持ちよく受け止める事ができるでしょうか。
私は気持ちよく受け止める事が出来ません。
また多くの人間も気持ちよく怒りを主軸にとってくるコミュニケーションに対して受け止める事が出来ないのではないでしょうか。
怒りをぶつけた時には怒りを生んでしまいまともなコミュニケーションが取れなくなってしまうのです。
本日はそんな怒りをコントロールする方法について解説をしていきたいと思います。
本日のテーマ
・プライドを傷付けられた時
・悲しい事を言われた時
・自分の思い通りにいかない時
・仲間が傷付いた時
怒りをコントロールすべき3つの理由
怒りは多くの負の連鎖を生むことになります。
あなた自身も損する事が多くなるのは当然あなたから向けられた怒りを相手も損する事になるのです。
そんな全く利益のない怒りをなんとかコントロールしてコミュニケーションをとるようにしましょう。
怒りはどうしてコントロールすべきなのかをこれより解説をさせて頂きます。
更に怒りが増してしまう
怒りをおもてに出してしまうと更に怒りが増してしまう事があります。
言葉で発する事によりあなたの思考へ怒りがインプットされていきます。
そしてそのインプットされたことにより今、怒りを感じていると更に自覚をする事になり脳裏に焼き付けます。
またその怒りの言動を確認した相手から更に怒りを煽るようなコメントが来たりする事によってあなた自身の怒りを大きくしてしまう可能性が高くあるのです。
そのような理由からもあなた自身が嫌な気持ちになってしまいますので怒りをコントロールするべき理由なのです。
コミュニケーションが壊れる
怒りをコントロールしない事によってコミュニケーションが壊れてしまいます。
怒りを面に出すことによって相手や周りの人間からあなたの人間性への疑問を感じられてしまいます。
あなたは怒りで言動を発してしまったり行動を行ってしまうような人間と捉えられる事によってあなたへの信頼はなくなってしまいます。
その信頼がなくなることによって相手とのコミュニケーションが壊れてしまいます。
更に先程もお伝えさせて頂いた通り周りの人間もあなたの行動や言動を意識せずとも入ってきてしまいます。
そういった事により周りの人間ともあなたとのコミュニケーションがとれなくなってしまいますのでこのナイーブな人間関係を保つ為に怒りをコントロールするべきなのです。
コミュニケーションを積み上げる事に対しては時間がかかります。
しかしコミュニケーションを壊してしまうのは時間が殆どいりませんので十分に気を付けていきましょう。
自分にとってマイナスになる
あなたにとって最終的にマイナスになってしまいます。
あなたが怒りをコントロール出来ずに言動や行動に対して具現化をしてしまっていてはどうでしょうか。
・信頼を無くす
・尊敬を無くす
・嫌悪
怒りをコントロールする３つの方法
怒りをコントロールすべき理由に関して前章にて解説をさせて頂きました。
怒りは負の感情であり最終的にはあなたにとって良い事など起きる結果への行動ではないのです。
反対に言うとこの怒りをコントロールし行動を行う事によってさまざまなタイミングや状況でプラスの出来事へ変えていける機会になる事が多くなるのです。
その機会とタイミングを見逃さずに冷静に対応する事によってプラスに転じさせる事が出来るようになりますので是非とも怒りをコントロールする方法を身に付けていけるようにしていきましょう。
それでは怒りをコントロールする方法について解説させて頂きます。
時間を置く
実は怒りは時間を置く事で解決する事があります。
しかもそんなに長時間の我慢が必要なく怒りを鎮める事が出来るのです。
人によっては怒りを感じてから１０秒、１５秒、２０秒ほどで怒りを鎮められる方もいるでしょう。
とにかく怒りを鎮める為には時間を置くことが重要になるのです。
相手からむかつく言動を言われたとしましょう。
そんな時、一分その事に対して言動を返さないように試しに我慢してみて下さい。
そして一分後にその言動に対して冷静にどのように返答したら良いかよく考えて見て下さい。
あなたが返すべき返答は怒りを感じた瞬間に返す言動と違うはずです。
またあなたの怒りの感情が緩まるのではないでしょうか。
そうする事によって怒りをコントロールし適切な言動を返していけるのです。
その行動を繰り返していくとあなたは相手とのコミュニケーションが上手くとる秘訣へと変化していくのです。
どうして怒りが出たのか考える
怒りが出た時にどうして怒りが出たのか考えてみましょう。
基本的に多くの人が行う行動は二つあります。
・怒りを我慢して何も伝えない
・言い訳をされた
・自分を中傷された
・家族を中傷された
・嘘をつかれた
怒りを表現した後の事を考える
怒りをあなたが相手に表現した後の事を考えましょう。
あなたが怒りを表現した時どのような事が起きるのでしょう。
・言い返されて更に怒りを感じる
・上司からの評価が下がる
・部下からの信頼が下がる
・相手に嫌な顔をされる
まとめ
このように怒りをコントロール出来るか、出来ないかによってあなたにとっての利益が変わってくるのです。
私自身、仕事だけではなく妻にも怒りを感じる事は多々あります。
そんな時、怒りを感じたまま言動、行動をしていくと後悔するような体験ばっかします。
ご飯を作ってくれなかったり、洗濯してくれなかったり、不機嫌な表情を見せつけられたり、口をきいてくれなかったりと様々です。
こんなことが起こった時、「あぁ失敗した」と感じる場面に出くわす事も少なくないのです。
よって怒りを鎮めて冷静に対処してあなたも嫌な気持ちにならない。
相手も嫌な気持ちにならない。
そんな事を達成する為にも是非とも試してみては。
